リアルじゃない!

【 アニメやゲームなど、仮想世界について気の向くままに書き連ねるサイトです 】
author:桜沢 可菜

Categories

Recent Comments

Recent Trackback

Archives

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

この記事に対するコメント:
名前
URL
コメント
   
トラックバックURL:
http://unreal.blog14.fc2.com/tb.php/13-765d2ae1

ジブリールと猫

このカテゴリでは、「こうなったらいいな、絶対ないと思うけど」的な願望をネタにつらつら書きます。
例によってネタバレは含むので、本編を見ていない方はご注意を。

さて今回は、ジブリールと黒猫について。
本編36話を見終えた段階での妄想である。
第36話において、ジブリールはとうとう唯一の友達である黒猫を置いて逃走した。
どうしちゃったのジブリール!?
という思いが、少なからずあるのではないだろうか。
ジブリールにとって、猫はただのペットに過ぎなかった。
で終わってしまうとネタにならないので、妄想120%で今後を夢見てみたい。
***

いよいよジブリールの逃げ込んだ先も、陥落寸前。
ロゴスメンバーは既になく、護衛の兵士たちが全滅するのも時間の問題だ。
ジブリール当人も瀕死の重傷を負い、何とか最奥部まで逃げ込んだものの、もはや助かる術はない。
そんな彼の手に握られているのは、自爆装置
これを起動すれば、基地もろとも大爆発して敵軍に一泡吹かせられる。
最後の一花、というヤツだ。
だがそんな彼の耳に入ったのは、敵兵士の声ではなかった。

黒猫「みゃー(ようジブリール、いいざまだな)」
ジブ「……! なぜお前がここにいる?」
黒猫「みゃー(お前の最期を見届けに来てやったのさ。どうせお前には見取ってくれる友達もいないと思ってね)」
ジブ「……困ったヤツめ。ここはもうじき吹き飛ぶのだぞ。だからお前を置いてきたというのに……」
黒猫「みゃ(ふん。やればいいだろ? そんなこともわからずにここに来たと思うなよ?)」
ジブ「……馬鹿なヤツだな、お前は」
 起爆装置を放り投げるジブリール。
黒猫「みゃ……(スクリーンに映る馬鹿どもの顔を、お前とあの館で眺めるのは……嫌いじゃなかったぜ? だから、もういいんだ)」
ジブ「…………」
黒猫「みゃー(だから、ほれ。押せよ。敵、来ちまうぜ?)」
 起爆装置を引きずってくる黒猫。
 だがジブリールは、それに手を伸ばそうとしない。
黒猫「みゃ?(この期に及んで偽善気どったって仕方ないだろ? ほら、ちょっと指伸ばせよ。届くだろ?)」
 ジブリールの手を引っかく。
黒猫「みゃ……?(おい。何とか言えよ? なぁ?)」
 もう一度、今度は爪を立てて引っかく。
 けれどジブリールは反応しない。
 そう、ぴくりとも。
黒猫「……みゃ(……なぁジブリール。知ってるか? 猫の寿命ってのは、人間より圧倒的に短いんだぜ)」
 起爆装置に目を向ける、黒猫。
黒猫「みゃ(なのにオレが取り残されるって、おかしいと思わないか?)」
 もう一度、ジブリールを見上げる。
 彼はもう、何も語らない。
 小さく、笑みを浮かべたまま。
黒猫「みゃ……(わからないよな。お前、馬鹿だからさ)」
 そのときになって、ようやく外から足音が聞こえてきた。
 とうとう、敵が押し寄せてきたらしい。
黒猫「みゃ……(オレが残されて嬉しいかも、わかんないんだろ?)」
 部屋の扉が、がんがんと悲鳴を上げる。
 兵士たちが力づくで突破しようしているようだ。
黒猫「……みゃ(タイムリミットだ。答えは── )」
 ひときわ大きい音を立てて、扉が破られる。
 なだれ込んでくる兵士が見たのは──
黒猫「みゃー(馬鹿には馬鹿がお似合い、ってことさ)」
 思わず目を押さえるほどの大光量。
 そして── 彼らは、二度とその目を開くことはなかった。
***

こんな猫(とジブリール)はどうだろう。
ますますガンダムじゃないという気もするが、あえて目をつぶってみた。
管理人はどうにも小物っぷり全開のジブリールが嫌いになれないらしい。
一服の清涼剤ですよ、あれは?
スポンサーサイト
Comments:(0) |Trackback:(0

この記事に対するコメント:
名前
URL
コメント
   
トラックバックURL:
http://unreal.blog14.fc2.com/tb.php/13-765d2ae1
TOP

copyright © 2005 Kana Owsawa.
mailto: unrealcompass.jp
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。