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author:桜沢 可菜

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ミーア・キャンベル第4回

ミーア・キャンベル考察第四回は、ラクスのシャトル強奪事件に目を向けてみたい。
第26話、キラがミーアにフリーダムで攻撃ぶち込んだ回である(語弊あり)。
出迎えがないことに腹を立てるミーア。
ちやほやされることに慣れてきたのは間違いない。
ちょっぴり調子に乗っているという指摘も、おそらく正確だ。
でもそこがいい。
とても人間くさくて、身近に感じられる。
主役系がスーパーヒーロー的な印象を与える中、彼女は実に普通の人らしく演出されている。
ここで「性格変わりすぎ」と感じる人は、揺らがない他のキャラに慣れきってしまっているのではないだろうか。
彼女の年齢がいくつかは、本編では語られていない(よね?)ので書かないが、アスランより年上には見えない。
そんなお年頃の彼女が、ちやほやされて舞い上がってしまうのに、そんなに違和感があるだろうか?

さてそのあと、本物のラクスがきたことを知るミーア。
ここでようやく、彼女は知ることになる。いや、知っていてなお目を背けていた事実。
自分の立ち位置が、いかに脆いかということを。
自分がどんなに一所懸命演じていても、本物は一瞬で全てを奪えることを。
整形しても、議長がバックアップについてくれても、なお本物に及ばない。
努力で埋められない差に、彼女が嫉妬するのは、あまりに自然で……哀しい。

ラクスがただの憧れの存在で留まっている間であれば、また違ったのだろう。
ラクスのようになれない失望はあっても、嫉妬にまではつながらない。
それは彼女自身、ラクスを嫌ってはいないことから容易に推測できる。
だからこそ憧れるし、ラクスの代役を引き受けもした。
そしてラクスとの差を、身をもって実感させられている。
自業自得とはいえ、何とも切ない話である。

しかしそれでも、彼女はラクスがいなくなればいいとまでは思わない。
それは第35話で、短くだが描写されている。
デュランダルがシャトル強奪犯について言及するところだ。
先に書いた通り、ミーアはラクス(とその一味)がシャトルを強奪したことを知っている。
強奪犯を手を出すのは、即ちラクスに手を出すのと同じこと。
それを聞いて、ミーアは「何で?」といったような、不思議そうな表情をしている。
デュランダルがラクスを始末することにより、自分の立ち位置が万全になることを喜んでいる節はない。
ここから、ミーアにとってのラクスは未だに負のイメージにはなっていないことがわかる。
嫉妬はしても嫌えない。そんなミーアは、簡単に言えば「いい子」だ。
それも、「普通にいて違和感がない」という修飾子つきの。
その点において、彼女はSD世界でトップクラスである。

でもこの世界は、「普通にいい子」には重い。
続きます。=> ミーア・キャンベル第5回
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